忍法 木の葉隠れ 自分の価値観を勝手に綴るブログ

自由、人間、読書、教育、相場、遭遇。大衆に流されずケモノ道を進んでゆく生き方

一度壁を壊した実績の大切さ

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あなたの身の回りに

何をやらせても上手くこなしてしまう人はいないだろうか?

運動しても勉強しても何をやってもうまく要領よくこなしてしまう。

 

自分には才能がない、センスが無い、と思って諦めるのはまだ早い。

それにはちゃんと秘密があるのだ。

 

もちろん初めから才能がある人もいるかもしれない。

しかしそんなすごい人ばかりではない。

ほとんどみんな私達のように凡人なのだ。

 

学習しさえすれば脳は必ず覚えておいてくれるのだ。

知識を詰め込むことも大事だが、

もっと大事なのは体で覚えるということ。

 

 

例えば、

 

10年運動しなくてもスポーツを始めた時に運動神経が良い人がいる。

昔学んだ英語を10年後でも上手く話せる人もいるだろう。

自転車に10年乗らなくても一度乗れるようになったことがあれば

すぐに乗れてしまうのだ。

そう、体で覚えるとはそういうことなのだ

体が覚えていれば、一度知識では忘れていても、すぐに復元できるのだ。

 

筋肉でも、昔筋トレをして筋力がついた経験のある人は

しばらく経って太ってしまっても、

筋トレを再開すれば、すぐにイイからだに戻ることができる。

筋肉の細胞は一度できた事をちゃんと記憶しているのだ。

 

相場をやってる人は馴染みがあると思うが

レジスタンスの上値抵抗を一度突破すれば

次は結構な確率で大きく上昇する可能性が高くなる。

一度抵抗を抜けたという事実があるから次は抜ける可能性が上がるのだ。

相場は人が動かしているからこういうことが起きるのかもしれない。

 

トレーダーの資産も同じ、

ある程度まで稼げても、自分の中で金額の壁に遭遇する。

何度かまた資金を減らしてやっとの思いで一度その壁を超えると

次からドローダウンを経験してもすぐに取り戻すことができる

(マグレやヤマ勘無しで実力ベースでの話)

 

ビジネスでも一度1000万稼いだ実績がある人は

その事業が失敗しても、一度出来た実績が勇気にもなるし、

一度現実を目の当たりにしているので夢物語ではなくなっている。

ノウハウやコツも覚えてる。

だから2度め以降に稼ぐのも容易なのかもしれない。

 

女性に奥手な男子が童貞を卒業すると

急に自信がつくのも、これまで怖がってたけど

意外と平気だったという事がわかったから自信が沸くのだろう。

 

食わず嫌いもそうかもしれない

嫌いだと思い込んでいたものを一度食べてみて

そうでもなかった、ことがわかれば

次から多少は食べれるようになる。

 

 

なかなか壁を超えられずに悩んでる人は

一度何かをひたすら頑張って見てはどうだろうか。

 

中途半端なことばかりしていたら逆効果で、

「私にはできない」という実績を作り、

それを脳に覚えさせてしまうことになりかねない。

 

辛いことをクリアした、壁を乗り越えた、という実績を作ると

次から軽く乗り越えられるようになる。

それが癖になるのだ。

 

その辛いのがムリなんだよ。。

って言う人はどうするのか?

 

大きな目標(壁)は分割して、小さな目標をクリア(壊して)していく

小さな壁を壊した実績 を積み上げていくのだ。

 

 

人間は意志の弱い生き物だ。

現状維持をしたがる生き物だ。

だから毎日マラソンする習慣を作る!って言ってもムリだ。

 

ならばどうするのか?

 

全く難しくないような事で

今できる小さな事を一つ一つクリア(習慣化)してけばいい。

 

レベル1

・エスカレーターで止まらずに歩くようにする

・毎日起きたら体重を記録する

この程度ならすぐできるだろう

 

習慣化できたらレベル2だ

 

レベル2

・テレビ見ながら2,3回スクワットでもいい

・駅でエスカレーターを使うのをやめ、階段を使う

 

習慣化できたらレベル3だ

 

レベル3

・毎日3回腹筋やる

・毎日やる を習慣化できれば後はわからないくらい少しずつ増やしてけばいい。

 

 

このように少しずつ小さな壁を作り、

それを壊す(達成)する癖をつけていけば

次からその程度なら簡単にクリア出来てしまう。

 

 

今やってることに悩んでる方は

一度問題を細分化して、細かくなった壁を

一つずつ潰してみてはいかがだろうか。

一つ問題解決出来たという実績を作れば

次の問題も以前よりは楽に解決できるようになるはずだ。

 

 

 

 

追伸

 センスの有る人って、お腹の中にいる時から

 親を通じで経験しているとか、

 覚えてないくらい小さい時に何かしらの経験をして

 それが役に立ってるのかもしれない。

 

今も昔も変わらない

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他人を批判する人ってレベルが低い証拠。

私も人のことを言えたものではない。

 

他人は自分の鏡ともいう。

 

・商品を購入すれば、いいことは書かないのに、

 悪いところだけを指摘してレビューを書いたり

 

・ニュースを見ればあいつは駄目だのなんだの

 交通事故が増えたとか、不正が増えたとか、犯罪が増えたとか

 SNSや記事にコメントする

 

・企業が新しいサービスを始めれば

 金儲けだからけしからんとか

 

・震災で芸能人が被災地支援すれば売名行為だのなんだの

 

 

ココでいいたいのは批判が悪い

ということを言いたいのではない。 

 

他人を批判したい、ということは自分の不満が募ってて

もどかしい気持ちを八つ当たりでぶちまけてる、

というところもあるのかもしれない。

 

人間の欲求や快楽、不満や嫉妬などの感情って

脳を持ってる限りみんなあるもの。

文句をいいたくなるのは脳がストレスから守るための防衛機能で、

 

・お腹がすいてておにぎりがあったら食べたくなる

・疲れてて休める時間があったらうたた寝をする

・好みの異性がいたら仲良くなりたいなと思う

・痛みがあったらその部位を丁寧に扱おうとする

・恐怖があればその危険性を避けようと行動する

 

それと同じく、人間のごく自然な行為だと私は思う。

 

欲求不満があると不満をぶちまけてバランスを取ろうとする

その一つが批判するということなのだろう。

 

 

会社でも、仕事ができない部下がミスばかりしていると

想定通りに進まず、イライラしていて八つ当たり、

ということもよくある。

 

 

現代は、スマホの登場と情報の洪水で

気軽に他人の動向がハッキリと見えるようになって

さらに、ネットにコメントができるインフラが整ったから

気軽に不満をぶつけることが可能になったのだ。

 

・技術が進化して、気軽に色んなニュースに

手軽に触れる事が可能になったから、それが可視化されるようになった

 

・社会が発展して、気軽にいろんな商品を購入できる幅が広がったから

商品に対する不満が出る機会が増えた

 

・技術が進化して、不満を気軽にコメントとして

ぶちまける事が可能になったから、目に触れられるようになった 

 

 

そう考えると、昔から各自不満はあったけれど、

みんなが不満を持っていることも表にでてこなかったし、

あっても表現する手段がなかったから出来なかった、

出来たとしても目に触れる手段がなかったので知らなかっただけなのだ。

 

 

昔は、不満があったとしても家庭内で済ませたり、

ギャンブルや嗜好品に走ったり、

他人の目には触れられない所で

当時に合った発散方法があったのだろう。

 

そう考えると、今も昔も変わらないのだ。

 

 

 

同じような話で、

最近の若いものは・・・

これだからゆとり世代は・・・

 

という年配の方がいるが、

時代は常に変化している。

変化しているからこそ古い人間にとっては

これまで生きてきた固定観念を壊して新たに受け入れる

という事が難しくなる

 

昔は昔で当時の年配者から最近の若いものは・・・と

その時代、その時代で、言われ続けてきたのだ。

 

 

今も昔も変わらないのだ。

 

 

この話を聞いて、

・人間ってなんだろう?

・考えるってなんだろう?

・感情ってなんだろう?

色々な疑問を解決したくなる。

やはりそこが本質なのかな。

 

これからも物事の本質と上手く付き合っていきたいと思う

 

自分のやりたいこととは?

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浅田真央を見て思ったこと

彼女は小さい頃にスケートをやり、スケートの楽しさを知った。

だからうまくなりたい、続けたいからここまで来た。

 

大抵のプロスポーツ選手は小さい頃にその楽しさの魅力に取りつかれ

それ以来、何十年も続けている。

そのプロセスが楽しいからだ。

 

残念ながらメディアの重圧で本来の野球ができず、

こんな事をしたいんじゃない

イチローのように途中辞めようか悩む選手もいる。

目的が徐々にずれてきてしまっていたからだ。

やはり続ける要因は野球を楽しむというプロセスにある。

 

プロスポーツ選手たちの始めたきっかけは様々だ。

小さいころにたまたまやった遊び とか

親がピアノをやっていたからピアノを好きになった とか

社会見学をして感動した とか

絵を書いたら意外とみんなに褒められた とか

笑わせるとみんなが喜んでくれて嬉しかった とか

些細な経験がきっかけとなる。

 

そう考えると、勉強ばかりしてきた人は

高校大学卒で進路を決めるのは難しいと思う。

とりあえず入った会社で企業戦士になり、とにかく上を目指す、という生き方に

いつの間にか洗脳されていることに気づかない。

その会社に感銘を受けてその仕事を本当に好きな人もいる

しかし大半が好きだと勘違いさせられているだけだ。

 

やめても辞めてもやっぱり戻ってくる

気がついたらそれを求めてる

多分それが本当に好きな事なのだろう。

 

まだまだ自分のやりたいことが見つかっていない人は

色んな経験をして色々体験してみると良い。

しかし、動画や記事では臨場感が足りない。

 

ジェットコースターの動画では酔わないし、心拍数も上がらない

実際に乗らないと臨場感は絶対に体感できないからだ。

だから、必ず経験・体験したほうが良い。

 

普段からできることとしては

普段買わないだろう食品をあえて選んで見る

嫌いなものでも高ければ買ってみる

安い粗悪品はおいしくなくても高ければ意外と美味しかったりするものだ

 

普段と、違うルート、違う時間帯、違う人と関わる、違う考えを持ってみる、

違う音楽を聞く、違う感じの店に行く、行ったことのない街を散歩する

興味のない人の本を読んで見る(概要やまとめがいい)

普段やらないことをやるように心がけてみよう。

新しい経験はいくらでもできるはずだ。

 

自分のことは自分の潜在意識がよくわかってる。

自分の感性を大事にしよう。

 

美しいの大切さ

歴史の名将は勝てる時しか戦わない。

だから常勝なのだ。

 

三国志諸葛孔明も勝てる時しか戦いを仕掛けない。

勝てる「だろう」では勝負しないのだ。

言い換えると、自分の得意な有利な戦いの環境が整わないと

絶対に戦うことはない。

 

野球でも打てる球しかバットを振らないし、

水泳でもマラソンでもフォームがとても大事だ。

まだ熟練者ではないうちは必ず美しいフォームの走り方泳ぎ方

だけを練習する。

 

フォームが崩れるような疲れてる時、調子が悪い時は

逆に何も練習しないほうが良い。変な癖が付いてしまうからだ。

変な癖が一度ついてしまうと修正するのがかなり大変だ。

 

だから初めから正しいフォームを確実にマスターすること。

 

空手ではまず型を練習する

型が美しい人は強いのだ。

 

相場でも気軽に仕掛ける人はたいていトータルで負けてる。

自分の得意な状況が整うまで、ひたすら待つのが確実に稼ぐ鉄則だ。

上手い人は勝負するときのチャートが美しいのだ。

負けてる人はたいてい汚いチャートでも勝負している。

チャートが汚い時は方向性が見えていても勝負しないものだ。

ノイズでやられる可能性が高いからだ。

 

ラグビーの五郎丸選手はキックの時、

予め決めたルーティンを決めて精神を集中させている。

同じフォームで動作を行うことで自分の中で順序を確立しているのだ。

 

勉強するときでも、

決まった姿勢、順番、時間割、やり方で実施するとよい。

やり方をコロコロ変えてしまうと勉強内容がダブったり、

姿勢を変えると集中出来なかったり、

順番がバラバラだとやったかやってないかわからなくなったりする。

ノートの取り方も標準化されており、美しいのだ。

 

全体的に言えることはフォームを固定化し、

やるべきことを決めておき、

美しさを大事にしようということ。

プロの仕事はどれも美しいものだ。

 

建築のプロは部材の角、裏など、細かいところまで手を抜かない、

LAN配線のプロもケーブルのまとめ方が美しい、

片付けのプロは言うまでもない

ゴミ収集のプロでもゴミの積み上げ方が美しい

レジのプロは袋詰めやかごへの積み込みが美しい

プログラムのプロはソースコードが美しくムダがない

トレーダーの売買時のチャートを見ると美しい(時しか勝負しない)

プロの農家の野菜は美しく形も色も均等

小説家の言い回しは表現が美しい

プロのライターのレターは見た目も言葉も美しい

売れてる八百屋の陳列棚はキレイに整理されていて美しい

 

その他、身の回りの仕事で置き換えてみると

「美しさ」がいかに大事かよくわかると思う。

 

あなたがまだビジネスに成功していないのなら

今やってる事が、キレイで美しくできているだろうか?