忍法 木の葉隠れ 自分の価値観を勝手に綴るブログ

自由、人間、読書、教育、相場、遭遇。大衆に流されずケモノ道を進んでゆく生き方

美しいの大切さ

歴史の名将は勝てる時しか戦わない。

だから常勝なのだ。

 

三国志諸葛孔明も勝てる時しか戦いを仕掛けない。

勝てる「だろう」では勝負しないのだ。

言い換えると、自分の得意な有利な戦いの環境が整わないと

絶対に戦うことはない。

 

野球でも打てる球しかバットを振らないし、

水泳でもマラソンでもフォームがとても大事だ。

まだ熟練者ではないうちは必ず美しいフォームの走り方泳ぎ方

だけを練習する。

 

フォームが崩れるような疲れてる時、調子が悪い時は

逆に何も練習しないほうが良い。変な癖が付いてしまうからだ。

変な癖が一度ついてしまうと修正するのがかなり大変だ。

 

だから初めから正しいフォームを確実にマスターすること。

 

空手ではまず型を練習する

型が美しい人は強いのだ。

 

相場でも気軽に仕掛ける人はたいていトータルで負けてる。

自分の得意な状況が整うまで、ひたすら待つのが確実に稼ぐ鉄則だ。

上手い人は勝負するときのチャートが美しいのだ。

負けてる人はたいてい汚いチャートでも勝負している。

チャートが汚い時は方向性が見えていても勝負しないものだ。

ノイズでやられる可能性が高いからだ。

 

ラグビーの五郎丸選手はキックの時、

予め決めたルーティンを決めて精神を集中させている。

同じフォームで動作を行うことで自分の中で順序を確立しているのだ。

 

勉強するときでも、

決まった姿勢、順番、時間割、やり方で実施するとよい。

やり方をコロコロ変えてしまうと勉強内容がダブったり、

姿勢を変えると集中出来なかったり、

順番がバラバラだとやったかやってないかわからなくなったりする。

ノートの取り方も標準化されており、美しいのだ。

 

全体的に言えることはフォームを固定化し、

やるべきことを決めておき、

美しさを大事にしようということ。

プロの仕事はどれも美しいものだ。

 

建築のプロは部材の角、裏など、細かいところまで手を抜かない、

LAN配線のプロもケーブルのまとめ方が美しい、

片付けのプロは言うまでもない

ゴミ収集のプロでもゴミの積み上げ方が美しい

レジのプロは袋詰めやかごへの積み込みが美しい

プログラムのプロはソースコードが美しくムダがない

トレーダーの売買時のチャートを見ると美しい(時しか勝負しない)

プロの農家の野菜は美しく形も色も均等

小説家の言い回しは表現が美しい

プロのライターのレターは見た目も言葉も美しい

売れてる八百屋の陳列棚はキレイに整理されていて美しい

 

その他、身の回りの仕事で置き換えてみると

「美しさ」がいかに大事かよくわかると思う。

 

あなたがまだビジネスに成功していないのなら

今やってる事が、キレイで美しくできているだろうか?